なり手不足の自動車整備士がハイテク車を5分で整備できるツールが人気
~“3K”イメージを払拭したい。 全国300社超で導入が広がる~
自動車の電子整備を支援するエイニーズガレージ(愛知県稲沢市、代表取締役:藤本明治)が、電子制御装置の調整作業(エーミング)を効率的に行うために独自開発した「エーミングツールキット」に、全国から注文が相次いでいます。
このツールの導入で、通常は2人で1時間以上かかる作業がたった1人で5分ででき、メーカーマニュアルに沿った正確な作業ができることから、全国の整備工場など300社超で導入が広がっています。
このところ自動車の急速な“ハイテク化”が進んでいます。
衝突被害軽減ブレーキや運転支援システム、EV(電気自動車)の普及により、車両に搭載される電子制御装置は年々増加しています。
その上、少子化や低賃金、人手不足の影響により、全国の自動車整備士数は減少傾向にあります。
整備現場では「対応できる人材がいない」「高度な校正作業に踏み出せない」といった理由から、事業継続を断念する工場も増えています。
そこで、自動車整備業に19歳から40年以上、携わる当社代表の藤本が、車体を正確に測り、復元する技術と、近年急速に進む電気・電子制御、コンピューター技術を融合させて、「エーミングツールキット」を開発しました。
この「エーミングツールキット」は、先進運転支援システム(ADAS)搭載車の整備時に必要となる、カメラやミリ波レーダーなどの電子制御装置の校正作業(エーミング)を、短時間かつ高精度で行える点が特長です。
本来は2人以上で1時間ほどかかる作業を、レーザーを活用した独自設計により、作業工程そのものを大幅に削減。
たった1人でも通常の車なら10分、トヨタ・プリウスなら5分弱でセッティングできます。
現場からは「作業の標準化ができた」「人手不足でも対応できるようになった」といった声をいただいています。
藤本は2019年エイニーズガレージを設立、エーミングツールを開発しました。
現在、このツールは全国の自動車鈑金事業者、自動車ガラス事業者、一般整備事業者など300社超で導入されています。
こうした事業の成長により、当社は3年連続で売上成長率60%を達成しています。
2019年以降、全国各地からエーミング技術や電子制御整備に関する講師依頼が相次いでいます。
日本自動車車体整備協同組合、日本自動車整備振興会、株式会社デンソー SS会などで、これまでの累計講演回数は約50回にのぼります。
藤本は
「車の整備は『命を預かる仕事』ですが今、電子化の波についていけず、廃業する工場が増えています。
だからこそ、技術や知識を一部の人に閉じず、全国で共有していくことが重要です。
整備士が誇りを持ち、これからの時代も安心して働ける社会をつくりたい」
と話しています。
株式会社エイニーズガレージ 代表取締役 藤本 明治
所在地:愛知県稲沢市横地4-71
TEL:0587-81-6567
メール:keiri@annys-garage.com
Web:https://www.annys-garage.com/contact-support/