コラム

車整備工場の「廃業前相談」を無償で受ける窓口を開設します
〜“3K”イメージで、後継者不足に悩む整備工場を助けたい〜

私は愛知県稲沢市で自動車整備に携わる藤本明治と申します。
このたび、車整備工場の「廃業前相談」を無償で受ける窓口を開設することにいたしました。

私は19歳でこの業界に入り、40年以上、整備の現場で汗をかいてきました。

この数年で強く感じているのは、「後継者がいない」「儲からない」「先が見えない」と、
長年地域を支えてきた整備工場が静かに廃業していく現実です。

いまの整備業界は、目の前の仕事に追われて忙しいのに、利益が出にくい“薄利多売”の構造にあります。

一方で、車のハイテク化が進み、電子制御やエーミングといった高度な整備に対応できない工場は、
仕事の選択肢が狭まり、より厳しい状況に置かれています。

その結果、若者が将来を感じられず、
「3Kの仕事」というイメージだけが残ってしまっているのではないかと感じています。

私は、廃業を考える整備工場の経営者が怠けているとは思いません。

多くの方は、真面目に、誠実に、長年地域の車を守ってきました。

しかし、技術の高度化と収益構造の変化に対応する時間も余裕もなく、
気づけば限界に近づいている、というケースが少なくありません。

だからこそ私は、「もう閉めるしかない」と決断する前に、
一度立ち止まって相談できる場所をつくりたいと考えました。

今回開設する窓口では、

  • 現在の事業状況の整理
  • 電子制御整備の導入可能性の検討
  • サービス付加価値の高め方
  • 若手育成の方向性
  •  
    などについて、私自身が直接お話を伺います。

    私はこれまで、電子制御整備(エーミング)に取り組み、全国の業界団体やメーカー関連団体から講師依頼をいただいてきました。

    累計で約50回登壇しています。
    自動車整備専門学校からの依頼で将来整備士を目指す若者向けに講習させていただく機会もいただきました。

    また、自社ではハイテク整備に対応することで、利益体質の改善を進めてきました。
    その経験を、自社だけに留めるのではなく、同業の仲間のために役立てたいと思っています。

    若者に、未来のある仕事だと伝えたい

    整備士は、本来、誇りある専門職です。命を預かる仕事であり、社会インフラを支える仕事です。
    もし整備工場が減り続ければ、若者はますますこの業界を選ばなくなるでしょう。

    私は、技術を磨けばきちんと利益が出る、利益が出れば賃金も上げられる、
    そういう循環を、現場からつくりたいのです。

    廃業を食い止めることは、若い世代に「この業界には未来がある」と示すことにつながると考えています。

    小さな取り組みかもしれません。でも、仲間が消えていくのを、黙って見ていることはできません。

    この窓口が地域の整備工場の灯を一つでも守るきっかけになればと願っています。

    【廃業前相談窓口の概要】

    対象 後継者不足や収益悪化などにより廃業を検討している整備工場
    内容 経営・技術・付加価値向上に関する相談
    費用 無償
    問い合わせ 下記連絡先まで

      

    (お問い合わせ先)
    株式会社エイニーズガレージ 代表取締役 藤本 明治
    所在地:愛知県稲沢市横地4-71
    TEL:0587-81-6567
    メール:keiri@annys-garage.com
    Web:https://www.annys-garage.com/contact-support/

     

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