コラム

ADAS対応車種まとめ | セーフティサポートカー解説

はじめに:ADASとサポカー、正しく理解していますか?

「自動ブレーキ付きの車が欲しい」「最新の安全機能がついた車に乗り換えたい」と考えたとき、必ず目にするのが「ADAS(先進運転支援システム)」「セーフティサポートカー(サポカー)」という言葉です。

しかし、いざ車を選ぼうとすると、「自分の検討している車はどの機能が付いているのか?」「事故を起こしたときの修理はどうなるのか?」といった疑問が湧いてくるものです。

本記事では、ADASの対応車種の探し方から、セーフティサポートカーの定義、そして搭載車を維持する上で避けて通れない「整備」の注意点まで、プロの視点で分かりやすく解説します。

セーフティサポートカー(サポカー)とは?定義と区分を分かりやすく解説

「セーフティサポートカー(サポカー)」とは、政府が普及を推進している、自動ブレーキなどの先進安全技術を搭載した車の愛称です。

主にドライバーの交通事故防止や被害軽減を目的としています。

サポカーは、搭載されている機能の範囲によって大きく2つの区分に分かれます。

サポカー

 

・対象: 全ての運転者
・主な機能: 対車両の衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)

 

サポカーS

 

・対象: 特に高齢運転者に推奨
・主な機能: 自動ブレーキに加え、「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」などが備わったもの

 

さらに「サポカーS」は、自動ブレーキの検知対象(歩行者を含むか等)によって、「ワイド」「ベーシック+」「ベーシック」の3つに細分化されています。

ADAS(先進運転支援システム)の主な機能と代表的な対応車種一覧

ADAS(エイダス)とは「Advanced Driver Assistance Systems」の略称です。

サポカーという「呼び名」に対し、ADASはその「システムの中身(技術)」を指します。

現在、多くの自動車メーカーが独自の名称でADASを展開しており、対応車種は年々拡大しています。

メーカー別:代表的なADAS名称と対応車種

メーカー システム名称 代表的な対応車種(型式例)
トヨタ Toyota Safety Sense プリウス(60系)、アルファード(40系)、ヤリス等
スバル アイサイト (EyeSight) レヴォーグ(VN系)、フォレスター(SK系)等
日産 プロパイロット (ProPILOT) セレナ(C28系)、ノート(E13系)、サクラ等
ホンダ Honda SENSING N-BOX(JF3/4/5)、ステップワゴン(RP系)等
マツダ i-ACTIVSENSE CX-5(KF系)、MAZDA3(BP系)等

これらの車種は、フロントガラスのカメラやバンパーのレーダーによって「周囲を監視」しており、衝突の危険があると判断した際にブレーキをかけたり、ハンドル操作をアシストしたりします。

ADAS・サポカー対応車種に乗るなら知っておきたい「整備」のルール

ADAS対応車種は非常に便利で安全ですが、従来の車にはなかった「特定整備」という特別なメンテナンスが必要になります。

なぜ「エーミング」が必要なのか?

ADASのセンサー(カメラやレーダー)は、取り付け位置が1ミリずれるだけで、数メートル先では大きな「視認誤差」を生みます。

 

・フロントガラスを交換した
・バンパーを脱着した
・事故で前部を損傷した
・車高を調整した(ローダウンなど)

 

これらの作業を行った後は、センサーの目線を正しい位置に調整する「エーミング」という作業が法的に義務付けられています(特定整備制度)。

【実例】ADAS対応車種のトラブルと成功例

現場でよくある、ADAS搭載車ならではの事例をご紹介します。

失敗例:エーミング未実施によるエラー

「中古のバンパーに交換したが、エーミングをせずに走り出したところ、数日後に自動ブレーキの警告灯が点灯し、システムが作動しなくなった」というケース。

ADAS車は、センサーのズレを自己診断してシステムを停止させることがあります。

成功例:輸入車リフトアップ後の精密校正

「輸入車(SUV)をリフトアップしたが、ディーラーで校正を断られた」というお客様。

弊社にて車高の変化分を計算し、最新の診断機でエーミングを実施。

安全機能を維持したまま、カスタムを楽しむことができました。

ADAS対応車種の維持・修理はどこに依頼すべき?

「サポカーだから安心」と思っていても、正しく整備されていなければ宝の持ち腐れです。依頼先を選ぶ際は、以下のポイントをチェックしてください。

 

1.
「特定整備事業」の認証を受けているか: 法律で定められた認証看板があるか確認しましょう。
2.
最新のスキャンツール(診断機)があるか: 各メーカーの最新モデルに対応したソフトが必要です。
3.
輸入車やカスタム車への知見があるか: 特に輸入車は、専用のターゲットやセキュリティ解除が必要なため、経験が重要です。

 

まとめ:安全なADASライフは正しい知識と整備から

セーフティサポートカーは、私たちのドライブを劇的に安全にしてくれます。

しかし、その「目」であるADASセンサーは非常にデリケートです。

対応車種をお選びの際や、万が一の修理の際は、「機能がついているか」だけでなく、「その機能を正しく維持できるショップを知っているか」が非常に重要になります。

株式会社エイニーズガレージでは、国産・輸入車問わず、ADAS対応車種の精密なエーミングを得意としています。

 

・「中古車を買ったが、安全装置が正しく動いているか不安」
・「ガラス交換後、どこでエーミングをすればいいかわからない」
・「他店で断られた輸入車のエーミングをお願いしたい」

 

このようなお悩みは、ぜひ弊社までお気軽にご相談ください。

最新の設備とプロの技術で、あなたの車の安全を100%引き出します。

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