愛知発・ハイテク自動車のプロ整備士を増やす勉強会団体が発足3周年
~少子化・低賃金の整備士を「魅力ある職業に」と全国300事業者が参加~
自動車の安全装置を校正するエイニーズガレージ(愛知県稲沢市、代表取締役:藤本明治)が呼びかけて2022年に設立した、電子制御装置の調整作業「エーミング」などを学ぶ情報交換・勉強会団体 「エイチ フェイス(H-Faith)」 が、このたび発足3周年を迎えました。
参加事業者は、日本全国の車体整備・一般整備・中古車販売・ガラス業者など全国の約300社に達しています。
背景:車の“ハイテク化”についていけず、全国で整備工場が撤退
最近の自動車は、衝突防止ブレーキや運転支援システム、EV化などにより電子制御が急増しています。
これに伴い、整備時には専用の校正作業(エーミング)や高度な知識が必要となりました。
しかし整備現場では「対応できる人材がいない」という深刻な課題が起きています。
さらには全国の自動車整備士数は 少子化・低賃金・担い手不足により減少傾向にあります。
日本経済新聞によれば、2024年の整備工場の撤退件数は過去最多で、地域によっては“直せる工場がない”という状況も生まれています。
整備士は人の命を守る重要な技術職にもかかわらず、現場には「知識が追いつかない」「人材が育たない」という不安の声が広がっています。
こうした中、代表の藤本は「電子化が進む車を正しく整備できる技術者を増やし、整備士の地位と収入を上げたい」と考え、2022年11月に「エイチ フェイス」を設立しました。
同団体では、会員がオンラインでつながって日常的に情報交換をしており、最新車種の対応などを相互に学んでいます。
北海道から沖縄まで全国の事業者が参加し、電子制御整備の技術習得を進めています。
交通の安全を支える整備士の地位を高めたい
電子制御技術を扱える整備士を増やすことは、以下のような社会的意義があります。
- ・交通安全の向上:先進安全装置の誤作動や調整不良を防ぎ、事故リスクを低減
- ・整備業界の人材不足の改善:学びやすい環境をつくり、若手が入職しやすい土壌をつくる
- ・整備士の待遇向上:高度な技術を持つことで、適正な収益確保や賃金改善につながる
- ・地域の整備工場を守る:中小工場の廃業を防ぎ、地域に必要なインフラとして存続できる
代表の藤本は
「車の整備は「命を預かる仕事」です。しかし今、電子化についていけない工場が増えています。
だからこそ、全国で知識を共有し、整備士が誇りを持って働ける社会をつくりたい。
エイチ フェイスは、そのための仲間づくりの場です」
と話しています。
株式会社エイニーズガレージ 代表取締役 藤本 明治
所在地:愛知県稲沢市横地4-71
TEL:0587-81-6567
メール:keiri@annys-garage.com
Web:https://www.annys-garage.com/contact-support/